田んぼの脇にあったガマに、穂が出来ていました。
(2022.7.16撮影)
このガマの穂、風の力でタネを飛ばします。
茶色の穂はじっと強い風が吹くまで待っているのです。そしてある日、強風が吹いた時に風に乗せて白く弾けたタネを遠くへ、遠くへと飛ばします。
植物たちは動くことができませんが、こうしてタネは旅をすることができます。だから、少しでも遠くへ。たくさんの子供達の中で生き残れるのはどれくらいいるのでしょうか・・・。子どもたちが生き残れるような場所にたどり着けるように親は風を待っているのです。